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このページは 2008年 01月 06日 11時51分19秒に更新されました。 |
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「学問に王道なし」の王道（＝近道、楽な道）は、ユークリッド（BC300年頃）がプトレマイオス一世に言った言葉（ということになっている）。
孟子。紀元前4世紀後半から3世紀にかけて活躍した儒家。孔子の孫にあたる子思の門人に学ぶ。孔子の思想的後継者を自認していたようだ。仁義道徳を主張し梁・斉・宋などの国を遊説した。
「仁にかこつけながら、実は武力で抑えるのが覇者である。だから覇者となるには必ず大国を持っていなければならない。一方、徳により仁政を行うのが王者である。王者となるには大国である必要はない。湯王は七十里四方、文王は百里四方の小国で仁政を行い天下の王者となった。武力で人を服従させる者は、心服を得たのではない。力が足りないのでやむなく服従しただけである。徳を以て人を服従させるのは、心底から悦んで本当に服従させるのである。七十人の弟子が孔子に心服したのと同様である。詩経に“西からも東からも、南からも北からも、(武王に)心服しない者はなかった”とあるのは、このことをいったのである。」
孟子曰く「力を以て仁を仮る者は覇たり。覇は必ず大国を有つ。徳を以て仁を行なう者は王たり。王は大を待たず。湯は七十里を以てし、文王は百里を以てせり。力を以て人を服する者は、心服せしむるに非ざるなり。力贍らざればなり。徳を以て人を服せしむる者は、中心より悦びて誠に服せしむるなり。七十子の孔子に服せるが如し。詩に、西よりし東よりし、南よりし北よりし、服せざる無しと云えるは、此れこの謂いなり」
「王道論の美しく正しいことは認めるが、それは余りにも気長すぎて実現不可能だ。何十年経っても成果が現れるかどうかわからない。私はそんな長い間待つわけにはいかない。私は戦争を好むものではないが、大望のためにはそれもやむをえまい」
「王のいう大望とは、領土を広げ、秦、楚を従えて天下に君臨することでしょう。しかし、戦争によってその望みを果たそうとするのは例えるなら木に縁って魚を求めるようなものです」と。
「いいえ、実際はこの例え以上に愚かしいことです。木にのぼって魚を得ようとするのは魚がとれないというだけで、災難をまねくようなことはありません。しかし戦争によって王のいわれるように天下統一を成し遂げようとすれば大きな災難が間違いなくやってきます（中略）
なによりもまず政治の根本を正すことです。王が真心以って仁政を行われるならば、役人になりたいものは誰もがあなたの朝廷に仕えたいと願うでしょう。農民は喜んでこの国で農耕したい、商人はこの国で商売したい、そう思って他の国から人が移ってくるでしょう。自国の君主に不満なものはこぞってあなたのもとに相談に来るでしょう。こうなればあなたに手向かうものは一人もいなくなります」
せっかくの孟子の王道論も、その議論の善なることは十分にみとめられながらも、時勢に適切でないということでどの諸侯からも退けられてしまうことになる。（・・・まあねーそれはそうだろうなあ・・・）
孟子は「宣王が自分の意見に耳を貸さなくなった以上、この国を去るのが君子のとるべき道であろうとは思うのだが、それでは斉の禄をはなれてしまい、年老いた母に孝養を尽くすことができなくなる。義ならんか孝ならんかと、悩んでいるのだ」と告白する。
「婦人の務めは、家事や食事といった家計のやりくりにある。手柄を立てたり、栄誉を求たりするような所にはない。（中饋に在り。遂ぐる攸无し）また、婦人の道は、褒貶には関わりなく、ただ家庭のことに心を砕くことにある（非と無く儀と無く、惟酒食のみ是れ議る）と昔から言われている。政治向きや対外的な交渉ごとは、女の私には一切関わりはなく、この家の主人である孟子の判断に従うまでのこと。私に構わず、あなたはあなたの考え通りにおやりなさい」といってのけるのだ。
孟子「然らば則ち王の大いに欲する所、知るべきのみ。土地を辟き、秦、楚を朝せしめ、中国にのぞんで四夷を撫せんと欲するなり。若（かくのごと）き為す所を以て、若き欲する所を求むるは、猶お、木に縁りて魚を求むるがごときなり」
孟子「殆どまたこれより甚だし。木に縁りて魚を求むるは、魚を得ずと雖も、後の災いなし。若き為す所を以て若き欲する所を求むるは、心尽くして之を為し、後必ずや災いあらん」
ここから派生したか、「物事が進んで行くべき正当な道。欠点のない方法、手段」という意味で使われるようにもなっている。
[ 33] 『王道』『木に縁りて魚を求む』
[引用サイト] http://www.asahi-net.or.jp/~bv7h-hsm/koji/oudou.html
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[ 34] 不動産投資の王道 サポートチーム
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